「そう。牧瀬奈留は私が地獄姫だと知って大分意気消沈してるようね。そんなにダメージがあったのかしら」

「有ったんじゃない?(大分懐いてるように見えたからね)」

「へぇ・・・・ま、どうでもいいわ。それにしても龍聖、紅蓮は呆気ないわね。たった三人に200も居る面子を潰されるなんて」


そう、もう大分片がついていた。立ってるのは、舞・千尋・葵と今到着した蝶龍の面子と紅蓮の面子2人とトップ達5人。

たったそれだけ。

そしてやっと私達の姿を見つけたであろう紅蓮は目を見開き驚いていた。

「そーちょー。こんなのじゃ相手にならないよぉー。しかも丁度皆来たみたいだしぃー」


「葵鬼・・・・挑発しないで。

さて紅蓮の皆さんどうもお久し振りですねぇ。さぞかし驚いたでしょう?なんてったって、


貴方達が大嫌いな私が戻ってきたんですものね」

にこりと笑って向き合う。


「そうですね。それにしても、ご自分は戦わず、お気楽に見物ですか。余裕ですね。

でも、そこの彼は俺等の仲間ですが・・・・・よろしいので?」


ふっ・・・・龍聖が私に殴りかかるとでも?ありえないわね。