紅蓮の奴等を見る限り、総長達は居ない様ね。でも幹部候補は2人いるみたいだ。
神龍の方を見ると、私達が来たことにより、士気が上がったようだ。
まぁ、こんなこと考えながら紅蓮の奴等を蹴散らしていく私は異常なのかしらね。
結構こっちに人数寄こしてるみたいね。でも、紅蓮本体じゃなくて、傘下が多い見たいね。
丁度いい。完膚なきまでに潰してあげるわ。あげはを傷つけた事、蝶龍を侮辱した事、精々後悔するがいいわ。
そう思った時にはもう遅い。私は殺気を最大限に出した。
それだけで紅蓮の傘下の奴等はだいぶ減る。倒れてる奴はそのまま気絶する。
「白華ッ!!良かった、来てくれたんだ・・・」
そう言って近づいてきた女の子。私の大事な従兄妹、緋衣。
「緋翼ーヒヨクー・・・当たり前でしょう。それより、黒狼ーコクロウーはどこにいるの?」
「総長なら、あそこに」
そう緋衣が指差した先には、紅蓮の第1傘下の総長、原田慶司ーハラダケイジーと遣り合っている所だった。