-百合SIDE-

あげはに任されて神龍の倉庫へ来た私達。

中に入ると乱闘が巻き起こっていた。私達が来たことに気付かない位激しいモノだった。


「こりゃ酷いねぇ。待ちに待った総長のお帰りだったのに、よくも潰してくれたねぇ」

未来はそう言いながら不敵にニヤリと笑った。

暴れるつもりなのね。でも私もそのつもりよ。


「総長、行っていいわよね?」

「あぁ。行くぞ」

鈴のその言葉でまず特攻隊と未来が紅蓮に突っ込んでいった。


「くっ・・・・天龍が来たぞおぉぉ!!」

今更気付いても遅いのよ。

そう思いながら向かってくる敵を蹴り飛ばしていく。