フッと笑いを漏らす。それと同時に車が止まった。
倉庫に着いたようだ。すぐに皆車から降りた。
「今、倉庫にはどれ位人がいる?」
「大体揃ってるみたいだよー。それと龍聖、いるみたいだけど、どうするのー?」
そうだったわ・・・・龍聖は紅蓮だったわね。
「龍聖には危害を加えないで。あれでも一応弟だ。でも、紅蓮は潰す。だから由樹、龍聖を1発で気絶さて置いて」
「フフッ。分かった。俺も、未来の弟に手は出したくないからね」
「フッ。そうだね。舞、一応双龍だけ全員呼んで。天龍と蝶龍の面子は残しておいて。倉庫が手薄になるといけないから」
「分かったよー」
さぁ、楽しい時間の始まりよ。
ねぇ、あげは?貴女の変わりに私が復讐してあげるわ。
だって彼は、柚は私の存在に気付いていたんですもの。
だから、柚をあんなにした紅蓮は許さないわ。