私は迷うことなくガレージに向かう。そこで白のセルシオに乗り込む。
「セルシオだ。この車、誰のですか?」
「私のよ。そこの黒のセルシオとベンツとランボルギーニ、ロールスロイスとかも私のよ」
さも当然のように言うあげはに龍星は心底驚いたようにあげはの顔を見た。
「(父さんの仕事を手伝ってるってのは知ってるけど、”あれ”はそんなに儲かるものなのか?)」
そんな龍星の疑問を感じ取ったあげはは無言で車を走らせた。
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