部屋に入ると、




「何、やってるの?」




金髪の女の子が由樹に押し倒されていた。





「ね、ねねねね姉さん!!!たっ、助けてください!!」


「あ、あげは~、どう?俺渾身の出来なんだよね」



龍星は必死に由樹を引き離そうとしていて、由樹は手にグロスを持っていた。


「・・・・頑張って。いい出来じゃない、由樹」



それだけ言って部屋を出た。



後ろから、龍星の叫び声が聞こえた。



由樹、いいいたずら相手が見つかってよかったわね