「「あげはっ!!」」


「「「「あげはさんっ!!!!!」」」」



みんなが叫んだ。



それでもあげははポーカーフェイスを崩さない。



「あははっ、流石にこれ位じゃビビらないね・・・・・SILVER CLOSSさん」



最後だけあげはだけに聞こえるように囁いた零。


その言葉にゆっくりと零の方に顔を向けるあげは。



「おいおい、零。オヒメサマ殺すなよ」

「ふふっ、大丈夫だよ?俺もお姫様気に入っちゃった」

「へぇ・・・・・・なぁ、あげはもう一度だけ言う。



俺の女になれ」



じっとあげはを見つめる紫苑



あげははチラっと柚達の方を見た。