零は金髪の男に突然殴りかかった。
「おっと、危ないね」
金髪の男はひょいっと軽く避けた。
「由樹を先に狙うたぁ、俺も舐められたもんだな」
と紅髪の男は由樹と呼ばれた金髪の男の背中に回った。
どこに居たのか、幹部と思われる男3人が後ろに立っていた。
「あれれ~、蝶龍の総長と手合せ出来るなんて、嬉しいねぇ~」
「そうだな。いっちょ派手に行こうか」
「あ~、だりぃ」
それぞれ言いたいことをいって紅髪の男、蝶龍の総長に殴りかかった。
総長は軽く避けながら攻撃をしかける。
そんな中、唯一の女は紫苑と睨みあっていた。