そしてあたしを 超至近距離まで引き寄せた。 ちっ…! 近い近い近い近い近い───ッ!!! だって、だって! 新垣くんの顔……… 5㎝くらいの距離なんだもん!!! 「前園待ってたのに、何それ」 「ななななな何それって言われても……っ」 いつの間にか 新垣くんの腕があたしの腰に回ってて あたしなんて、身動き一つとれない。