てか会長って彼女いるよね?





「彼女はいーんですか」


「彼女いるって知ってたの?」


「別に…知ってたっていうか…」





会長が足を組んだ膝にひじをのせて


あたしの方を向く。




近いしっ!


思わず少しだけ離れると


会長は一瞬だけ嫌な顔をして


普通の態勢に座り直した。





「彼女はいーの。」


「えっ!?別れたんですか!?」


「ちげーよバカ

 勝手に別れさせんな」