ドンッ





「ぎゃっ……いったぁ…」





背中を押された衝撃で


開いてなかったドアに


ぶつかってしまった。




ゔ…痛い〜…


しかもダサいぃぃいぃ〜!





「あ………悪ぃ」


「悪ぃ、じゃないよぉ〜」





くるっと先輩に向き直して


少しだけ睨むと、また笑いながら





「ごめんな」





って言って、


ドアにぶつかったおでこに


キスをされた。





きゅん。