返答に困って黙っていると 「なーんてな。いーよ別に 詩織がいいって言うまで待つし」 「え?」 「もとからそーゆうつもりだったし」 そう言うとあたしの隣に ごろんと添い寝する形になった。 「ごめん…」 「謝んな。俺が悪いみてぇじゃん」 「ウン……ごめん………ぁ…」 またごめんって言っちゃった。 ごめんなさいって目で先輩を見ると 先輩はぶはっ!って吹き出した。