はぁ…………… また変な妄想働いちゃった。 先輩はモテるんだから、 仕方ないじゃん… そう自分に言い聞かせて 1時間目の用意をした。 「先輩いるじゃん」 「へ?あ…まぁね」 グラウンドの先輩に気づいた華音が あたしに話しかけてきた。 「ホントにモテるんだね〜、先輩」 何を今更…… 華音は昔からイケメンって 言ってたじゃん。 あたしは知らなかったけど。