「まだ子供の頃…??」


先生と俊也先輩は

仲が良さそうな感じで

笑っていた。


─ガラッ


「先生っ」

「それ、見たの?」

「あ、うん…。ごめん…」

「別にいいよ。そのことで話があるんだ」


わたしは

ごくっと喉を鳴らした。

何か大事なことを

話されるような

予感がした。


「あのさ…」

「うん…」


先生は

少しずつ話した。