「先生、ありがとうっ」

「どーいたしまして」

「桜ー!! …あれ、島崎先生なんでここに?」


部活を終えた、

結菜が帰ってきた。

先生を見て

目を真ん丸くしながら言う。



「勉強教えてたんだよ、こいつバカだから」

「ああ、なるほどね!!」

「ひどいっ」


確かにバカかもしれないけど…。