「お、着いたよっ!!」

「入ろ、入ろー」


ぞろぞろと

カラオケ店の中に入る。


「行こっか」


伸くんが

優しく微笑んでくれる。

わたしは

少し頬が熱くなりながら

頷いた。


「まずはー、自己紹介かなっ」

「じゃあ、美亜からで!!」


…と、こんな感じで

自己紹介が始まった。