ほんの短い時間に沢山の感情が私の中を駆け抜けてゆき……そして突き抜けてしまった。

……もう知るか。

何もかもが面倒でどうでもよくなってしまった。

全部明日だ。今日のトコロはもう呑んで寝ちまおう。

怒られるなら明日怒られればイイ。なんと言われようが知ったことか。

無茶な理屈で開き直った私は何もかもを翌日に丸投げする事に決め、いつも通り寝酒を呑んで寝た。

呑んでる最中いつしか泥棒に入られた事は頭から抜けていた。

真夜中にトイレに起きたが、すぐにベッドに戻り墜落するように眠りに落ちた。