カランカラン…… 地面にあたしの剣が落ちた。 「あ…たし…」 心に少しだけ光が差してくる。 温かい…… あたしは……… 「神姫!!何を迷っている。さぁ、早く奴らを殺せ!!」 「……主…様…。」 ふと入口を見ると主様が立っていた。 違う、何を勘違いしているんだ。 あたしはただの偽善者だったんだ。 悪人なんだ。 あたしが慕うのはただ一人主様だけなんだ。