「まさか、あの子がそんな事するなんて」




レナが口元を抑えてそう呟いた。




「あいつ……ごめんって言ったんだ。裏切ってゴメンって…。だから、絶対ぇなにかあると思う。」





「うん。そうだね!じゃあ、なおさら行かなきゃだね!美姫の所へ!」



「リオ、なんか場所に心当たりとかない?」


ルイが聞いてきた。



心当たりかぁ……


あ……美姫の夢の中で出てきたあの場所…。



もしかしたら。



「…たぶんあそこだ」



「よし、じゃあそこに行こう!」




「「「おー!!」」」





そして俺らは美姫のいるはずの場所へ向かった……。