「いいかい?僕が君を目覚めさせたんだ。僕は君の主だよ、君は僕に逆らえない…逆らってはいけないよ?」 「…はい、わかりました。」 あたしは、彼を見上げた。 その時… 「主様……」 「……入れ」 誰かが部屋に入ってきた。 どこかで見た顔…… あぁ、このひとは。 リオのお兄さんか。