早速あたしは生地をササッとを作ってオーブンで焼き始めた。
その間にシェイクの材料を用意して作った。
「さーて、こちらは美姫ちゃん!何を作っているのか!??」
カメラがあたしの手元を映し出した。
カチンッ!
その時あたしの料理人魂に火がついた。
「おい!てめぇ、人が料理作ってんのに邪魔すんじゃねーよ!しかも何も身につけずに、髪の毛とか唾が入ったらどうすんだ?あぁ?」
普段のあたしからは全く想像できないほどの剣幕でその人たちを睨んだ。
「し、失礼!!では次行きます!!」
カメラの人は尻尾をまいて逃げるようにどこかへ行ってしまった。
…すみませんねぇ…。
心の中では一応謝った。