真夜中の午前1時


暗闇の倉庫の中で


1人の少女が妖怪退治をしていた。


「まだ、諦めないの?」


「あの男は、あたしのことを見捨てたのよ!」


「ふーん、なら調状するよっ♪」


「あたしを?あんた、ふざけてるの?」


手が青く光りはじめた


そして、彼女の方に向けられた


そして、放たれた


彼女は青い光に当たり、だんだん薄くなり消えた


「今日も、調状完了♪早く家に帰ろっ♪」


ポケットから携帯を取り出した


「あ、優里(ゆうり)?今調状完了したよっ♪すぐ帰るねっ♪」


ポケットに携帯を入れて、走り出した。


朝の7時


今日は、昨日と違ってすごく機嫌がいい。


あっ、自己紹介まだだったね


私の名前は鈴野優良(すずのゆうら)


中学3年ですっ♪


今年は受験生だけど、私は頭いいから勉強しなくてもいいんだっ♪


部活はなにもやってないし・・・


てか、部活とか面倒くさいからやりたくないんだけどね。


それに“妖怪退治”のことで大変だし。