「…っ…なんだよ!! 付き合ってらんねー…」 そう言い残し彼はあたしの前から去っていった あたしは彼を止めもせず放心状態で下にへたりこんだ 「また… やっちゃった…」 あたしは小刻みに震えている手を必死に止めようと両手を一緒に力強く握った 「うぅ… もう…やだ…」 あたしはいつの間にか目から涙を流して泣いていた 「教室戻ろ…」 あたしは重いあしどりで教室に向かった