あたしは、なぜ王子目当ての女子に見られてるというか…睨まれてるんだ? ほんと…わからない… 「大丈夫?」 あたしの後ろから透き通るほどの男の声が聞こえた あたしが振り返ると、片手を出して心配そうに見ていたのは… 王子こと安田君だった… これが、あたしとコイツの出会いだった