弟が、美麗を忘れて



俺は、気が狂うかと思った



けれど、仕方のないことだと割り切って‥



ここまで生きてきて‥



美麗とまた‥出会うことが出来た





「確かに、余裕なのかもしれない



けど‥今の状況は、正直に焦っている」




「余裕‥?」




‥あ、起きてた




「おはよう」




「おはよ‥、晴喜さんだ‥」




晴喜さん‥ってなんだか新鮮




前までは、ご主人様だったし




「‥なんで、居るんですか‥?」




「ここに、呼ばれたから」




「なんで、黙ってたの?」





美麗は、メイドに向かって





言葉を投げかけた