なんだか騒がしいな。


女が襲われてる?!


性格がいくらひねくれていて、
最低な人間である俺も
鬼にまではなれない。


助けなくては。


「おい、やめ…」


ん?


睨まれている。


意味がわからない。


でも、
あの女の目を見たら
止めることは出来なかった。


幸い男たちは
行為に夢中で俺には気付いていない。


それにしても、
あの女どこかで…


あ、