「落ち着いたか?」

んっといってホットココアを出してくれた。

『うん、ありがと』
ココアとかかわいっ

私が笑っていると

「何笑ってんだよー」
っとつついてきた

『だってココアとかにあわないwww』

「うっせーな、好きなんだよっw」

連は黙って隣に座った。

2人でいろんな話をした。


安心できた。
心がやすらぐっていうか。
落ちつけたんだ。


『あの生徒手帳にはね、お母さんとの写真が入ってるんだ。でもお母さんは死んじゃってるんだけどね。若く死んじゃったからあんまり写真撮ってなくってさだからこの写真はお母さんとの唯一の思い出なんだ。』

いつの間にか話してた。
たぶん心の奥でこの人ならいいかもって思ったんだと思う。



泣かないように
できるだけ明るく話した。


そしたら
急に抱き締められた。


「ありがとう。話してくれて。今まで大変だったな。お疲れさま。でもこれからは辛いとき、甘えたいときは俺に言え。いつでも助けるから。」


連の胸はしっかり動いていて
"俺に頼れ"って言ってくれている気がした。

そしてまた
連の腕の中で泣いてしまった。