あれ?
ここどこ?
さっきまで連たちとお酒飲んでて
あーそっか
かなり飲んだんだわたし・・・
でも、あの木の部屋は見当たらず
ただ普通の男の部屋って感じだった。
「やっと起きたか酒飲み女w」
振り返ると蓮が立っていた。
『ここ蓮のへや?』
「ん?そうだよ。そーいえば昨日は凄かったね〜可愛かったよ〜えりかちゃん」
はぁ?!
私なんかした?
あっもしかして
私は服の中を確認した
「あはははっおまっなに想像してんのwwwんなことしねーって」
『紛らわしいこというからでしょー』
「かーわいっ昨日は酔った勢いで抱きついてきただけだよ」
はぁ?
抱きついたぁ?
なにやってんだ私っ
『それはすいませんでした』
とりあえず謝っておこう。
「ん〜どうしよっかなぁ」
自分の口のあたりに人差し指をあてていう。
『どうしよっかなってなによっ』
軽くにらんで言った。
「あれー?酔っ払って抱きついてきたうえに寝こけて動かない誰かさんを連れてきてあげたのにそんな目できるんたー?」
ニヤニヤと笑って私の顔を覗き込む。
なっ
た、たしかにそうだけど〜
『すいませんでした』
やっぱ素直に謝っとこう
「じゃー許す代わりに俺の彼女になってもらおっかな。如月 珱梨華ちゃん」
『はぁ?何で私があんたとってしかも何で私の名字知ってんのよっ』
私が教えたの確か下の名前だけじゃなかったけ?
「じゃーん。珱梨華ちゃんの生徒手帳。学校行ってないくせにこれはちゃんと持ってるんだねw」
こいつっ
絶対ドSだ。
でもあれは取り返さないとこまる…
あの中には
お母さんとの唯一の写真があるから…
絶対こいつに見せたくないっ
『ちょっと返してよそれは必要なの!!』
「なに?そんなに大切なもんが入ってんの?どれどれ〜?」
…………最低。
私の
私だけの思い出だったのに…