「どうして…?」

そう聞く連の目が優しい


やめてよ…
そばに行きたくなる...

『別にいーでしよ』

これ以上連の優しい言葉を聞かないように
店から出て行こうとする



「よくないっ!」

出て行こうとした私の腕を連がつかむ


『離してっ!』

「離ねぇよ!意味わかんねぇよっ俺のこと好きなのに付き合えねぇってどうゆうことだよっ!」



『離してよっ!』

腕をふっても
力強くつかまれた腕は離れない




「離さねぇっつてんだろ!」

もうやめて
これ以上いたら
アナタを傷つける...




『もう、大事な人が死ぬのは嫌なの!だから大事な人なんてつくらない!いらないの!』


その瞬間
連に抱きしめられた



『ちょっと連っ!』

「お前より先に死なない。お前のそばを離れない。お前の目の前から絶対にいなくならない。」



え…




「だからずっと俺のそばにいろ」





『……本当に?』


「本当に」


ニコッと笑ってくれた


その瞬間涙が溢れてきた


「返事は?」
連が笑顔で聞いてくる



このドSっ
分かってるくせに…



って思ったけど
素直に言った



『うん』




「俺が永遠を教えてやる」


そう言って抱きしめられ
見つめ合うと

連からキスの雨が降ってきた