「それ、おかしくない?」


弘樹が美希さんを気になってるのは、嫌。


「美希さん、綺麗だし、色んな男の人と付き合ったりして、名前覚えるのが面倒だったんじゃないかな?」


自分性格悪い…


分かってるけど、話すことを止められない。


「それに、関係ない男の人の家で、簡単にはっ裸で寝るなんて…軽いよ」


ガチャン


私がそこまでしゃべると、ずっと黙っていた弘樹がコンロを消した。