そして約束通り一週間後
私は大蔵真樹の家政婦として
住み込みで働く事となった
パパには泣きながら
止められたけどうちの状況は
苦しいままだし泣いている
パパを家に残して出てきた
美鈴には男と居候なんて
「どうなってもしらないからね」
って呆れた顔をされた
やっぱり立派すぎる家を見て
ちょっと怖じけずきそうに
なったけど…女は度胸!!
そう自分に言い聞かせて
インターホンを一回押す
『ピンポーン』
鳴り響いたインターホン
そして、5分、10分と経過しー。
「何故出ない。」
彼は出てくる予想すらない
聞こえてないのかな?
そう思って再度インターホンを押す
すると今度はガチャリとドアが開いた