後を追って入ると



うっわ。汚な。



何から何まで散らかり放題
ぐっちゃぐちゃの状態。



「あんた高校生?」


行きなり声をかけられて
びっくりする



「は、はい!」


「そう。家事できる?」


「一通りは!」


「じゃ、採用。」


「えっ!?」



あまりの話のスピードに
着いていけない



「親にはちゃんと言いなよ」



それだけ言って男の人は
コーヒーを一気飲みした



「えと…」



「あぁ、名前?大蔵真希だ
今週中にはこっちに来いよ」



あれよあれよと言う間に
話しは進んでしまった