「サミえも~ん!」


「何だい?唯ちゃん」


わたしサミえもん。


今日も唯が泣きついてきた。


「自分男になりた~い」


「ゴメンね、唯ちゃん。わたし性転換はやってないんだ」


「自分何で女に生まれてきたの!?胸の膨らみとかホントに嫌だ~」


わたしは泣く唯を抱きしめた。


「わたしは唯ちゃんが女の子でも大好きだよ~」


「どーでもいい」


「だから元気出して」