「凛子ちゃん、どーぞ!」





気だるい身体を起こし、

さっきまであたしの上にいたおっさんを見る。





「‥ありがとうございます♪」





そう言って腕を伸ばす。


上目遣いは当たり前、あたしの武器だもん。





「ああ~また起ってきちゃったよ~」