「ん…
ちゃん…
柚ちゃん…」
み…ほちゃん?…
目を開けるとそこには
美穂ちゃんが居た
するとすぐに
汗でビッショリの感覚が
伝わってきた
「結構汗かいてるね
一回体温計ってみて?」
はい、と
体温計を渡された
脇に挟み目を閉じていると
「大丈夫?」
と言う
美穂ちゃんの声が耳に届いた
私が目を開き
大丈夫だと告げると
安心した表情を浮かべていた
すると体温計が音を立てた
「見せて?」
見せれば
すぐさま美穂ちゃんの
眉間にしわがよった
「えっ?」
と言うと
「40度超えてる…」
と言われてしまった…