「我慢すると気持ち悪いから
全部出しちゃって良いよ」


と言って美穂ちゃんは
ビニール袋の入った
容器を渡してくれた


「ありがとう」


隣に腰を下ろした
霸瑠が背中を擦ってくれた



「ゴホッ…
ウッゲホッ…」



安心したのか
いきなり吐いてしまった