「そう?
ってか今日は来るの早いね」
「そうかな?」
「だってまだ八時だよ?」
「昨日
大丈夫だって返信くれたから
何か嬉しくなっちゃって」
と言われて
昨日確認したときに
何件も心配した内容の
メールが来ていたことを思い出した
「何回もメールくれたのに
気が付かなくてゴメンね?」
「ううん
熱とかで色々
大変だったんでしょ?」
「えっ
確かにそうだけど…
なんで分かるの?」
「まだあんまり顔色
良くないからさ」
そんなことまで
霸瑠にはお見通しか…
「昨日より
大分落ち着いてきたから
っていっても
肺炎になりかけてるぽいから
もしかしたらまた
夜に上がるかもだけど…」
「肺炎かぁ
前は大変だったよね」
「あぁ
あんなこともあったね…」