鞄から携帯を取り出して
ベッドに戻ろうとしていると
今朝戻してしまったからか
貧血のようになってしまい
意地で倒れはしなかったが
膝をついてしまった



先生にばれたら
また怒られちゃう


だから先生がいない間に
ベットに戻らないと…


と考えているものの
一向に貧血は治まらず
頭はクラクラするばかり


そんなとき
ガラッという音と共に

「柚っ!!」

という声が聞こえた



「ハァ…大丈夫ハァハァ…だからハァ…」



「そんなに呼吸が乱れて
何が大丈夫だよ!!」


と怒りつつも
先生はベッドへと運んでくれた