―次の日―

今日は、花火大会。

夜の7時になると佐藤たちが家まで迎えに来てくれた。

「旬!!今日、俺の彼女来るからぁ♪」

何人のも奴が彼女を呼んでいた。

「こいつが、俺の彼女だよぉ」

みんな彼女を紹介していた。

僕だけいない…
ほんとに切ない花火大会。
「ゴメン…俺、ちょっと、よりたい所あるから先行ってて。」

僕はそう行って、笑美と花火見る予定だった場所に行った。
走って走って走りまくった。

一度も笑美と花火見たことないのに…
僕って本当に馬鹿だ。
なんにも 思い出がない場所に必死になって行くなんて…