笑美は、亜里沙の葬式に来たが、僕と何も話さないで帰っていった。

「旬?亜里沙ね、この頃、こんな言ってたの。。。」

おふくろは、優しく微笑んで言った。

「え?」

「涙はきっと明日を迎える勇気。
涙はきっと強くなれる魔法。
涙を流した数だけ笑おう。 て私に教えてくれたの…」

「え?それ笑美のおばさんが笑美に教えた言葉…」

「亜里沙が辛いとき、笑美ちゃんが亜里沙に教えてあげたのかしらね」

「笑美…優しいな。」

「そうね」

亜里沙?

よかったな。笑美から教えてもらえて…

魔法の言葉…