それから、笑美と僕は別れてはいないけど、

話しもすることもなかった。
目をあわすことすらなかった。


笑美は、石川たちと絡んでいて、

髪の色も金髪。

「あいつ、きめぇんだよ」

「あいつ、うざくね?」

そんな言葉を平気で笑美も言うようになっていた。