「じゃあ行こう!」



そういって私達は階段を降りようとしたとき…、











「待って!!私達も連れて行って!!」



振り返ったら、優子さんと優子さんの旦那さんと息子さんらしき人が後ろにいた。



「駄目です。娘さんは貴方達に復讐するつもりです。」



「わかってるわ。
でも行きたいの。」



優子さん…。



優子さんが俯いたら旦那さんが話し始めた。



「私達は最低なことをしました。
いらないからといって捨てた訳じゃないんです。」



その言葉に疑問を持った。



「どういうことですか?」