オルゴールを拾い上げてオルゴールを開くと、中には王家の紋章が刻まれていた。



「これが王家の宝か…?」



紫苑が聞いてきた。



「多分そうだと思う。このオルゴールからは強大な魔力を感じるから。」



「これ、どうするんだ?」



星斗がいいことを聞いてきた。



「ん~、どうしよっかー…。」



持ち歩くのも危険だしなー。



「国王様の所に瞬間移動で送っちゃえばー?」



沙羅が提案してくれた。



「それいいね!父様の頭の上に瞬間移動しちゃえ♪」



そう言った途端、三人がどん引きした。



「それはさすがに…。」



「杏樹…?止めた方が…。」



「上に同感…。」



紫苑、沙羅、星斗の順に止められた。