♪杏樹side♪
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学院に到着。
着いたのはいいんだけど…、
この人のたかりようは何!?
三人共、どれだけ人気なの?
早く校舎の中に入らないと…。
「皆様!!」
周りにいた人達が一斉に私の方に向いた。
「私達は用があります。
道をお開け下さい。
私達は王家の命令で行かなければなりません。
もう一度言います。道をお開け下さい。」
ニコッ
そう言うと、周りにいた人が全員気絶した。
今はそんなのを気にしている暇はないっ!!
「紫苑、沙羅、星斗。行くよ!!」
そうして私達は校舎に入った。