「………………あ」



それは突然だった。


いきなり真っ白になった視界。

白に発光しているのか、とてもまぶしい光の世界。


いきなり温かい何かに覆われる感覚がした。



…これは、何?


まぶしく反射する白に目がくらんで、思わずぎゅっと瞳を閉じた。



そのとき、声がした。



『時間を戻したいか』




…同じ声だった。