病室に戻ったカナエ。


凉はすぐにカナエの両親に

無事産まれたことを

報告した。


カナエの両親に

自分たちが行くより

凉に着いていてもらいたいと

頼まれていた。


凉はそのことにすごく

感謝していることを

カナエの両親に伝えた。


そしてなにより・・・


「・・・・

 電話で申し訳ないんですけど

 お父さん!

 カナエさんを

 僕にください!

 まだ、カナエに返事もなにも

 何も話してないんですけど・・・。」


「そう言ってもらえるの

 ずっと待っていたよ。

 凉だったら

 カナエを安心して任せられる!

 頼むぞ!」


「はい!ありがとうございます!」


「後で行くからとカナエに伝えてくれ!

 後、おめでとうと!」