たった1年、
そばに居ただけなのに

“君”という存在は
かけがえのないものになっていて。


離れて初めて、そのことに気がついた。


「おはよう。」って
笑って手を差し伸べてくれて

「また明日。」って
ちょっと寂しそうに手を振ってくれて――…


そんな些細なことが
私にはとても大きかったんだ。