ゆっくりと猛の息が荒くなる。
「愛梨、シたい………」
「うん…猛?」
「何」
「ごめんね」
あたしを撫でる手を止めてきょとんとしてる。
かわいいなぁ、もう。
「晃と…その…」
「いいよ。お前が俺のもんになるなら。多分兄貴より体力いるぞ?」
「え?!た、体力ッ!?///」
「何妄想してんだか。やらし~♪」
「猛のバカっ!!!!」
大好きだよ。
あたし、猛が怪我治すまでにちゃんと型つけるからね。
ぎこちない片腕で、優しく包み込んでくれた。
今までにない甘い快楽に溺れあたしは絶頂に達した。
【気持ちと対峙 end】