あたしなりの精一杯の気持ちで。 受け入れられなかったら、それでいい。 ゆっくり受け止めて、気持ちを一つずつ整理すればいいんだ。 あたしは、アイツが好きだから。 「ちゃんと、謝ろ…」 泣きはらした目を、涙でぐちゃぐちゃになった顔をなおしにあたしは部屋を出た。 【二つの影、途切れる未来 end】