「別にそーゆー意味の責任じゃないし!」
「じゃぁ、どーゆー意味?」
「そ、それは…」
考えてなかった…。責任ッて言ったって色々あるんだよね…。
だからって付き合ってもらう必要はこれっぽっちもないんだけど!
そりゃ、あたし贅沢言ってる自覚あるけどさ…。
学校一のモテ男と付き合わないって言うほうがおかしいのかも…。
「と、とにかく!!また別の形で責任とってもらいます!」
ま、まるく収めた!…はず。
次会う時までに考えればいいんだよ、あたし。
「ふーん」
ギロリとお得意の睨みをきかせて、静かに図書室を出て行った。